2013年1月6日日曜日

京都で響く♪ その②


















京都を訪れるときに必ず行く場所があります。

『清水寺』は、初日の一番最初に訪れる場所です♪

そこは私の感情の物差しになっているからです☆


京都市内を見渡せる音羽山に壮観に立つ、日本でも有数の観音霊場のお寺として世界遺産にもなっている場所です。

私にとっては特別な解釈があります♪


隣接する『高台寺』は秀吉の正室である北政所(ねね)が建立したと聞きました。

上品な庭に中低木が植えられ、広い敷地は平坦で歩きやすく、威圧感のない女性らしさを感じることができます。

『高台寺』の素晴らしさは『清水寺』と対象的であることだと思っています☆



『清水寺』は、力士像が構える仁王門をくぐって階段や坂を登らないと本堂に到着しません。

そこには、京都タワーや本願寺を見渡せる舞台があります。

太い柱で支えられた清水の舞台は、下から見上げても圧巻です。

清水寺の二つの舞台からは、えぐり取られたような崖の下に院内の散策道を見降ろすこともできます。

まさに男性的なお寺に思えるのです☆






















なぜここにあるのか?という問いかけが、私なりの答えを導いています。

ロケーションがこの上ない場所であるので、特に答えを導く必要はないはずでした。


『音羽山』に『観音霊場』がある・・・


この中に『音』が二つ入っているのです☆

『音』に興味を引く私にとっては大切なメッセージでもあります♪



発祥は『清水寺』の小さな入館チケットの裏に書かれていました。

音羽山の音羽の滝に祈願することから始まったとのことです。



実際その滝は細く、ひしゃくですくえる程の量ですが、

その昔は、細い滝の音が響き、その24時間変わることのない姿が、人々の無常を刺激したのかもしれません。

『音』は心地よく響いたのでしょう☆



この水を求め、沢山のペットボトルを自転車で抱え、朝5時過ぎの開門前に並ぶ人々を見たこともあります。

小さな滝が、荘厳なお寺を創り出し、多くの人々に魅了されていることがとても素敵に感じます♪



清水の舞台には、日本漢字協会が発表する『今年の漢字』が年末に飾られています。

一年の終わりに訪れる意味に付加価値をも付けてくれます。


毎年、新しい気付きが『清水寺』にあります☆



ある年は、柱の太さが違って見えました。

私が大きくなったのか?とも思いました☆

一昨年は、『道』というキーワードを得ました♪

また昨年は、『登』というキーワードを得ました♪





 今年は、『金』という世相漢字が、私自身の文字と一致しました♪



『清水寺』は、私の感情の物差しでもあります☆

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