2012年6月30日土曜日

響く音の自然科学♪ その⑧













天然石 その①



天然石はパワーストーンと呼ばれ、身につけることで不思議な力があるのを古代から人は知っていました♪


美しい天然石は、ゆっくりとマグマが冷えて固まった岩石なので、

マグマと地殻プレートの間で固まり始め、何千万年の悠久の時間を経て地上に移動してきます。

その天然石は地球の固有振動数8Hz と共鳴すると言われています。

その9オクターブ上の4096Hzがパワーストーンの浄化周波数と言われ、音叉を使って『音』の響きで

浄化させることができるのです☆



地殻や土の主要成分である二酸化ケイ素は、水晶の主要成分でもあります。

水晶の固有振動数は32.768 kHzであり、その3オクターブ下の浄化周波数4096Hzとも共鳴します♪



『天然石は地球と共鳴する』

太古の地球からのメッセージかもしれません☆




一方では、地球の固有振動数と共鳴しながら、私たち生物は進化してきました♪

その周波数を感じることは、生命本来の基本周波数と共鳴することになるので、

安心感を感じることができるのかもしれません♪




現代は、異常なほど様々な周波数であふれています。

東京は50Hzの電気周波数に加え、電波や電磁波等の作られたノイズに支配されています。

これらのホワイトノイズを浄化することは、本来の人間が持っている周波数に回帰することでもあるのでしょう。

森林浴や海辺にいると、私たちは浄化された気分になれます♪

自然が持っている本来の周波数に触れるからかも知れません☆



『音楽』にも、このような浄化作用があるのではないでしょうか♪


その②に続く

2012年6月17日日曜日

響く音の自然科学♪ その⑦

















私たちにもっとも身近な音は、心音でしょう♪

心臓は成人で1分に70回程度の脈を打ち、私たちは生まれる前からその音を聴いています。

一生で20億回以上も響く打楽器に、落ち着いて耳を傾ける経験はないでしょう。

その響きは、加減を自由にコントロールすることができず、生命を維持するための交感神経という

自律神経から指示が出ています。


心臓は総延長10万Kmの血管に血液を通して、酸素や栄養物を送り、老廃物や二酸化炭素を運び出します。

体を動かした時はエネルギーを必要とするので、より心拍数は上がります。

睡眠中はエネルギーが最小限なので、より心拍数は下がります。

これらは、ありがたい変化でしょう☆



しかし、この熱心な働きはあることで変化します♪


例えば、好きな人のことを考えた時、心拍数が上がります☆



心拍は感情のバロメーターとしてネガティブなイメージがつきまといます。

恐怖や不安・喜びや怒り・嫉妬や執着などで変化するメカニズムは、今日にいたっても研究対象になっています。



一方で、音楽を創作するとき、何かに夢中になっていると曲が降りてこない時があります。

また、ふっと脳が休んだ時に降りてくることもあります♪

世界中の有名な恋の歌も、興奮している時には降りてこなかったのではないかと考えています☆

脳が興奮を記憶し、のちにその愛のメッセージが素敵な曲になると思っています♪

興奮を落ち着かせるためにむしろドラッグ等の刺激を必要とするのかもしれません☆



『能楽』の『堂上寺』という有名な話の中で、

ある娘が僧に失恋し、身を投げて死んでしまいます。

生前果たせなかった思いを寄せる死者を演じる役者は、舞台でゆっくりとしか動かないのにも関わらず、

鐘の中で蛇に変身するシーンで心拍数が200以上にもなります☆

仮面の表情は当然変わることはありませんが、汗は出てきます。

『能楽』の役者の感情移入が、心拍数を上げるのでしょう♪



恋愛の心拍数は、感情に共鳴して動いていることは確かです♪

感情の心拍数が上がったことで、脳はそれを記憶し、私たちに創作意欲を駆り立たたせるのかもしれません☆



そしてその『音楽』を聴くことで感情は再現されるのでしょう♪

単調な心拍のリズムが揺れるほど良い作品ができるのではないでしょうか☆

2012年6月10日日曜日

響く音の自然科学♪ その⑥

















宇宙にはリズムがあり、それを感じることができる能力を私たちも持っていると思っています♪

自然の中で進化してきた私たちは、感じることの敏感さを失ってきているのかもしれません☆



宇宙の物理は、月が海を引っ張り、波を創り、音を響かせます♪

このリズムを感じて、生命は進化していきました。


サンゴは驚くほど正確にこのリズムを感知します。

彼らの一斉産卵は、みごとに同時に始まります。

月齢を読み、春の微妙な水温の変化を感じることができると言われています。

世界最大のサンゴ礁のグレートバリアリーフでは、1000Kmにもわたって海を産卵で染めます♪



クリスマス島のクリスマスアカガニの同時産卵も圧巻です。

泳げない彼らは、波間に産卵し、1か月後の孵化の時期には必ず小潮となり、子供が陸に戻ってきます。



ヒメウミガメは単独で大洋を回遊しているにも関わらず、同時に特定の場所で産卵します。



月は、哺乳類の血液をも引っ張り、月経を導きます。

宇宙の自然のリズムは、意思ではコントロールするこはできないリズムを生みだしているのでしょう☆



1/fの揺らぎが体に心地よさを与えてくれることをよく聞きます。

変化の量が大きいほど時間がかかるというこの自然法則は、風や波の音に当てはまります。

宇宙が私たちの体液をも引っ張り、このリズムを創り出しています。

自然の揺らぎを感じて音楽は生まれてくるのかもしれません☆



サンゴは微妙な水温の変化を感じることができるので、

地球温暖化により、白化してしまうことが最近問題になっています。


悠久にリズムを楽しんでいたサンゴが、急激な変化にリズムが狂い、環境を変化させます。

不自然なリズムでダンスを踊ることはできないのでしょう。



自然のリズムを感じ、

宇宙の大切なメッセージを受け入れ、音を響かせていきたいです♪

2012年6月4日月曜日

響く音の自然科学♪ その⑤
















貝殻に耳をあてると、血液の流れる音が貝殻に反射して静かな音が聴こえます。

深海のような音だと言う人もいます♪



深海は、とてつもない圧力と光のない世界。

4000mの深海では、400度の水でも沸騰しないと言われています。

有機物も少なく、そこは生命を寄せ付けない世界です。

この場所に『音』は存在するのでしょうか?




深海の生命は、『生きるために見つからずに相手を見つける』という進化をしています。

クシクラゲは赤い光を発光することで、赤い魚を見つけることができます。

赤い光は遠くまで届かないため、敵に見つかりにくいと言われています。

巨大なウミホタルのギガントキプリスは最も高度な目を持つ魚です。

遠くの少しの明かりにも反応して、餌をさがします。

アンコウは光を発光して、集まる獲物を食べてしまいます。




音のない世界では、音を出すと食べられてしまいそうですね☆

彼らはどのようにして求愛をするのか、あまりよく分かっていません。

敏感に発達した視覚や嗅覚でラブソングを聴いているのでしょうか♪





深海の海底にある熱水噴水孔には、驚くべき多くの生命があふれています。

温泉の硫黄からバクテリアがエネルギーをとり入れ、小さなエビやハオリムシがそれを食べます。

カニや魚がまた彼らを捕食します。

太陽エネルギーに関係なく生まれた生命体は、他の惑星に生命の誕生をも予感させます☆





太古の昔から、噴水孔は轟音を響かせ、生命を集めました。

ずっと同じ音が響き続けるその海底では、音の変化を必要としなかったのでしょう。

音の微妙な変化を楽しむ世界ではないのかもしれません☆




『変化』を必要とするからこそ『音楽』が生まれてきたのかもしれません♪




私の常識が及ばない世界に住む彼らは、まるでエイリアンのようです。


光が必要ない世界は、目まで退化させてしまいます。

音が必要ない世界は、耳を退化させてしまいます。


また、光が少ない世界は、目を進化させます。

音が少ない世界は・・・

聴力を超えたメッセージを受信する能力を進化させるのかもしれません☆



ここにも『音』のヒントが隠されているはずです♪