2011年12月28日水曜日

だっぷ☆の響き♪ その⑩

DAP作曲のクラシックピアノ小曲第一弾です♪
こぐま座の2等星『polaris(ポラリス)』がテーマになっています☆
今世紀の北極星は『ポラリス』です☆
この時代を生きていることを後世に伝えます♪





『 polaris 』 #2-2


『polaris』については、宇宙に響く音♪ その② にてブログで書きました♪

http://ameblo.jp/dap-project69/entry-11030956020.html

今回はこの曲の作品意図を書かせてもらいます☆



こぐま座の2等星『polaris(ポラリス)』がテーマになっています♪

現在の北極星が『ポラリス』です。

3つの恒星が互いに廻っている3連星といわれています。

そこで、拍子を3/4としました♪

リズミカルな3拍子で、ポラリスを中心に星が廻っていく様子を表現しています☆



3つの星のうちのひとつは、主星に近くて現在の技術でも見ることができないとのことです。

3連星を意識して、テンポを♪=111 にする予定でしたが、見えない星を考えて、♪=110と決めました。


前半のメロディーは、ポラリスを中心に星が廻っている雰囲気を出すため、

なめらかな円を描くようなアルペジオで構成しました。

中盤以降の展開では、『ポラリス』が北極星から外れていくイメージを考え、

ワルツのリズムで、軽やかに天空を舞い去る『ポラリス』を表現しました。



宇宙の悠久の回転運動は、人間の一生を一瞬にさせます♪

ベガが北極星となる12,000年後に、ポラリスはベガからは遠くはなれ、こぐま座のα星(星座で一番明るい星)として

その時代の動物たちを楽しませてくれるでしょう☆



楽曲は、ショパンやサティのピアノ曲のように、短い練習曲風でアレンジを考えました。

『#2-2』というサブタイトルは、私が書いたピアノ小曲の作品順につけたものです。

楽譜を作り、運指も考えて作っています。

ピアノが好きな人に是非、弾いていただきたいと思います♪



PVではクラシック然とした楽曲を、だっぷ☆がポップに演奏しています♪

スタジオがある恵比寿は、サッポロビールの本社で有名です。

そして、同社のイメージロゴの『☆』はポラリスを意味しているとのことです。

ピアノの上のビールは、このことが理由となっています。

ポラリスの3連星のうちひとつは確認できないことから、2本になっています。

楽曲の終盤では、ポラリスは天空を旅して北極星からはなれていくことから、このビールも無くなっています。


ここでも、だっぷ☆はロックを忘れません♪

クラシックピアノ小曲の第2弾として『curx(南十字星)』も書いています☆





*歳差運動(回転運動のひとつ)

コマが回っている時に、中心軸がゆっくりと傾きながら廻る現象のことを言います。

この回転はコマの回転とは逆方向に廻ります。

地球も自転して(24時間で1周)いるので、地軸がゆっくりと自転と反対方向に廻っています。

これを歳差運動といい、北極側の地軸の方向にある星が変わっていく理由となります。

地軸は25,800年の周期で1回転しているとのことです。

古代エジプト人もこの動きを知っていたといいます。

私は『音楽』で歳差運動を表現したいと思っていましたので、ポラリスが北極星である今世紀に

この曲を残す意味があるのです。

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