2011年11月22日火曜日

だっぷ☆の響き♪ その④

















数か月前のお話です。

友人のバイオリニストから相談を受けました。






恵比寿のレストランバーでお会いして、その話を聞くことにしました。

次のライブでジャズを演奏することに決まり、私にアドバイスを求めてきたのです♪

クラシックの環境にいた彼女は、今後いろんなジャンルに挑戦したいとのことでした。

私は彼女とプロジェクトを組んだこともあるので、彼女の演奏が素晴らしいことは知っていました。



私にとって、ロックやパンク、ジャズやクラッシック音楽の違いはなく、

『音楽はその目的がどれも素晴らしい』という話を伝え、盛り上がりました☆

オーケストラの音の厚みや、楽器の多さからくるやかましさが、

ロックやパンクのシンプルなバンドユニット音と異なる・・・など

お話をしました♪



彼女のユニットは、センターにバイオリン(本人)、そしてベースとドラムというシンプルな構成でした。

対象曲はハービーハンコックの名曲『カメレオン』のコピーです。

この曲を聴く限りでは、ロックテイストなジャズのビートに合わせて、

いろんな可能性を求めることができそうだったので、

私の部屋へ移動し、実際の音に合わせて表現方法を考えることにしました♪



センターで演奏する彼女を想像して、どのように人を楽しませれるかを二人で考えました。

メロディーはバイオリンのみというユニットなので、最初のフレーズは原曲に忠実に演奏することに
決めました。

私は、次のフレーズでどのように遊ぶかを考えました♪

ソロのフレーズやブルーノートの遊び方、ベースとのアイコンタクト、演奏のくずし方、クラッシック音楽とのミクスチャー・・・

等、いろんな意見がそこに生まれました☆


ソロのフレーズは、リズムとタイトであれば遊べると思い、

私はギターで数通りアイデアを出し、彼女はすぐに譜面に書き下ろしそのフィーリングを理解しました♪

ブルーノートのフレーズではその音を追うだけで自由な雰囲気を演出できるので、リズムにタイトと言うよりは

小節の中に入れていくような工夫でアレンジしました。

また、彼女のクラッシックのスタイルを全面に表現することも、面白さがあると考え、

ビバルディーの名曲『四季』をミックスチャーし、不思議な部分を作ることもアイデアに入れました☆

このパートでは、音程がバックと合わず、リズム隊の音とぶつかりが生じるのですが、

私はこのような緊張感が大好きです♪

また、この緊張感を抜けた時のリラックス感も大好きなので、是非使って欲しいと懇願しました。




ロックテイストな解釈でのアイデアは、彼女のライブでのイメージを膨らませました♪

当日の衣装はミニスカートを予定していると聞き、彼女への注目は間違いないと確信しました☆








その後、彼女のライブが大好評だったというメールをいただきました♪

素敵な演奏ができたことを聞き、うれしく思いました☆

世界中の人々の前で演奏していきたいという彼女の夢は、いろんな可能性をすぐに吸収できる技術へと進化し、

音楽を超えた表現方法へと変わっていくでしょう☆
 


彼女をプロデュースしてみたいと思いました♪


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だっぷ☆の公式HPはこちらです↓

http://dap-style.com





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