前回の『 ex- 』に続く楽曲は、心地よい睡眠とは何だろう?
という問いかけを表現することになりました♪
京都の清水寺の境内に、胎内めぐりという場所があります。
暗闇の中を歩いて行くと、サンスクリット文字 hala(トップの画像参照)に到着します♪
願いを叶えてくれる大悲の母の仏、大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)のお腹の中を歩くことで、
心身の新生を覚える体験ができるのです♪
5感が通じない暗闇を進むと、意識の集中が一点の光を発見します☆
まるで胎児を思わせるような、静かで最も安全な場所にいるように感じたのです。
hala(ハラ)とはこのお母さん仏を象徴する言葉でした☆
心地よい睡眠の表現意図は、
『胎児のような安らぎ』 と 『母性を感じる優しさ』
へと向かって行ったのです♪
そして、女性の原点回帰や生まれ変わる心地よさを楽曲に求めることにしました♪
タイトルは『 hala(ハラ)』です☆
『 relaxleep 』のオーナーでもありセラピストの彼とのやりとりでは、
睡眠障害の原因として、愛が足りないことを挙げていました。
それにより恐怖感を覚え、健康的な睡眠ができないのかもしれないと言います。
愛を注ぐこと・・・ それは自分を愛することから始まるのでは・・・
このような言葉が作曲ノートに書かれていきました☆
楽曲の組み立ては次のようになりました♪
導入部で、前曲『 ex- 』の心音と血流音に、海の音を加えて始まります♪
羊水が古代の海の成分に近いことや、悠久の周波数をつなぐ波の音が心地よい睡眠をイメージします☆
中間部で、現状のストレスが脳内に響き、安心した睡眠への葛藤が起こります♪
声を入れることで、潜在意識の中のストレスを表現しました。
この声は、聞き取れない程度に音量を絞ることで、混乱や葛藤を表現しています。
これをクリアして次の瞬間、深い眠りに落ちていくのです♪
そこは深海の世界、胎内の世界、5感が響かない原点回帰の場所です☆
ギターを入れることで浮遊感を演出しました♪
後半部では、倍音のみを使いテーマのメロディーが自信を持って進んでいきます♪
ここは自分を愛することに気付き、安心した睡眠ができる自信を持つという部分になります。
まるで胎内めぐりで『 hala 』の文字を発見した時のような気付きを得ます☆
自信を表現するメロディーには、同じく倍音で重ねたメロディーがかぶさりますが、
迷うことなくテーマは進んで行きます♪
エンディングには安らぎのあるやわらかい音を使って、倍音部の緊張感を抜けていきます☆
そして、これから作成する最終章のpart3へと続いていきます♪
完成した『 hala (partⅡ theme of relaxleep) 』はこちらです↓
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